恵聖

「魅せる詩吟」を追求。城勝流 城勝吟道会とは

LINEで送る
Pocket

城勝流城勝吟道会は、初代宗家井口城勝(惠弘)が1965年福岡県筑後市に設立。

現在は九州と東京を中心に大阪にも教場を置き、詩吟の普及を目的に活動しております。

●城勝流の詩吟の魅力とは?

城勝流の一番の特徴は、「魅せる詩吟」です。

詩吟というと、どうしても敷居が高い、難しい、というイメージがあります。

ですが、城勝流では創立以来、一般の方にも身近に感じていただけるようにステージ活動を中心に様々なジャンルとのコラボ等、常識に囚われず、分かりやすく誰でも楽しめる詩吟を追求しております。

お稽古では詩吟だけにとどまらず、歌謡曲の間に詩吟を挟んだ「吟詠歌謡」や、童謡の間に詩吟を挟んだ「童謡吟」、童謡吟を大人数で歌う「合唱吟」など、他には無いお稽古を実施しております。

歌謡吟詠や童謡吟を練習する場合は、歌と詩吟の歌い分けも指導もしますので、詩吟だけでなく、歌の上達にも繋がります。

 

初代宗家 井口城勝

初代宗家井口城勝(井口惠弘)は昭和13年生まれ、20代より詩吟朗詠錦城会で流祖山元錦城氏に師事。

昭和40年、福岡県筑後市に「城勝流城勝吟道会」を設立。

当初はアカペラで吟じるのが主流だった詩吟界に琴や尺八等の邦楽楽器を導入。

5年ごとに開催される周年リサイタルでは盟友、舩川利夫(作曲家)氏に依頼しオリジナル伴奏作成。榊原舞踊団を招き華やかなステージを繰り広げる。

また、声楽家や書道、華道、空手、ギターやピアノ等様々なジャンルとのコラボを実施。

歌手田端義夫さんとのコラボステージ等、新しい事に挑戦。

昭和60年、当時まだ批判の多かった吟詠歌謡の指導を始め「西日本歌謡吟詠学院」を立ち上げる。

平成3年キングレコード吟詠剣詩舞会九州支部設立、九州本部長として吟詠歌謡の普及に務める。以後多くの門下生がキングレコードより吟詠歌謡のCDを発売する。

また、コンクールでは昭和48年財団法人日本吟剣詩舞振興会主催「第1回全国少壮吟詠家審査コンクール」で特選受賞。

非常に研究熱心で、詩吟だけでなく、NHKアナウンサーや神田紅氏に朗読、歌を殿川数巳氏、漢詩等を学んでいる。

井口城勝の詩吟の特徴は、非常に力強い反面、感情表現が豊かで繊細、味のある吟で定評がある。

 

●経歴、役職歴

昭和40年 城勝流城勝吟道会 設立
昭和45年 日本吟道奉賛会 常任理事就任
昭和46年 西日本地区吟詠連合会 常任理事就任
昭和50年 筑後市吟詠連盟創立 会長就任
昭和58年 八女地区吟詠連合会結成 会長就任
昭和63年 九州吟剣詩舞道連盟設立 理事長就任
平成 3年 福岡県文化団体連合会 理事就任
平成 3年 キングレコード吟詠剣詩舞会九州支部設立 事務局長、東京本部役員就任
平成 7年 日本吟詠総連盟 常任理事就任
平成15年 同連盟 常任理事就任
平成15年 キングレコード吟詠剣詩舞会 九州支部本部長就任
平成16年 全国朗吟文化協会 九州本部長就任
平成17年 筑後市文化連盟          会長就任

 

●表彰歴

昭和48年 財団法人日本吟剣詩舞振興会主催
第1回全国少壮吟詠家審査コンクール 特選に入選
 平成7年 九州吟剣詩舞道連盟より感謝状
平成22年 全国朗吟文化協会より感謝状
平成23年 福岡県より文化功労者表彰
平成25年 キングレコード吟詠剣詩舞会より特別功労賞表彰
令和2年 筑後市より社会功労者表彰

 

●二代目宗家 井口恵聖

2022年城勝流城勝吟道会宗家就任

3 歳より父、城勝吟道会宗家 井口城勝より詩吟を学び、数々のタイトルを受賞。 また、9 歳より榊原舞踊静山流の舞を学び、こちらも全国大会等でタイトルを受賞。 1996 年にキングレコードより歌手としてデビュー。作曲家の宮下健治氏に師事。 後にビクターエンターテイメントに移籍。 2006 年より伝統芸能である詩吟や剣詩舞の良さを多くの方に伝えたいと、吟詠・舞踊アーティストとしての活動も開始。 

学校での公演活動や、様々なジャンルのアーティストとの共演、ライブハウスでの詩吟パフォーマンスなど若い世代にも 受け入れられる詩吟を追求し、吟詠界の先駆者として注目を浴びている。 

2006年キングレコードより詩吟の CD「故郷」を発売。童謡の中に詩吟を挟んだ童謡吟の CD も発売。 

2009年にはサウンドデザイナーHagi とのユニット「xiè」を結成。2010年アルバム「をかし」を発売。2023年アルバム「いろごろも」を発売。新ジャンルを確立している。 

参考記事「なぜ詩吟アーティストなのか

YouTubeチャンネル「恵聖ちゃんねる

 

●代表的な活動

1997 年、2000 年、2002 年、日中文化交流使節団として北京公演を行う。 2007 年からの 5 年間は文化庁委嘱事業「伝統文化こども教室」で 100 名を超える小学生に吟と舞を指導し、多くの メディアに取り上げられる。 詩吟界では、最年少審査員として文部科学大臣賞などの審査にも携わっている。 2015 年よりテレビ東京の「THE カラオケ★バトル」 に「詩吟代表」として出演。 2016 年 7 月フランス パリで開催される世界最大規模の日本ポップカルチャーイベント「JapanExpo2016」に出演。 2017 年 11 月 チェコ プラハで開催される「Japan Week」、イギリス ロンドンで開催される「HYPER JAPAN」に出演。 2018 年 10 月アラブ首長国連邦の首都アブダビで公演。 2019 年 7 月“アジアの美を体現できる女性”の美を競う「ミズアジアンビューティーコンテスト 2019」でグランプリ受賞。

2020 年 1 月 話題作「鬼滅の刃」の舞台版にて挿入歌の作詞と歌唱を担当。

 

●活動内容

 ★ステージ: 歌謡曲や童謡、詩吟を交えたバラエティに富んだステージを繰り広げ、学校から福祉施設、 企業パーティ-、お祭り等で好評を得ている。 

★講演: 詩吟の実演を取り入れた内容で大学や企業での講演を行っている。

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

前の記事へ

詩吟や歌に関することなど、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら お問い合わせはこちら arrow_right
PAGE TOP